店名 ワイン専門平野弥
商品 グラスワイン各種
開店から1週間経ち、かなり整理されたセラー。店頭には絵画なども飾られている。メルマガなどでも流れて
いるように試飲スペースで毎週グラスで有料試飲できる(はず)。本日がお試しワインを含めた初日?
・Domaine Cordier pere et fils Bourgogne Blanc Jean de la Vigne 2009
(ドメーヌ・コルディエ ブルゴーニュ・ブラン ジャン・ド・ラ・ヴィーニュ)
香りはグレープフルーツやライムなどの柑橘系の香りと、果実の糖質の香りがあり、透明感ある澄んだ印象。
舌に旨みが先にきて、果実の酸味と甘味がきて後すぐに酸味とミネラルが平面と奥方向へ進み、後半の余韻
でまた旨みがググッと伸びてくる。抜栓して3日目ということだが、さすがコルディエの2009年、いつも
ながらおいしい。
・Vina Errazuriz Estate Chardonnay 2005 @Chile
(エラスリス エステート シャルドネ 2009)
コモッた香りの奥に少し大きい花びらの白い花と白葡萄の香り。トロピカルな甘味が前にいて酸味と少し
のミネラル感がある。進む先端はやや丸い。樽の風味が強め。
・Feudi Nigri Aglianico Puglia @Italia
(フェウディ・ニグリ アリアニコ・プーリア)
濃いが透明感ある色。濃くカチッとした香りで凝縮した果実とスーッとする冷涼な雰囲気もある香り。
味は濃縮した果実と木の風味がガツンときて、その後はすっきりするが、甘味が先に消え、苦味の方が
後まで残る。単体で飲むより、パテやチーズ、いちじくパンと合わせた方がおいしく飲める。
・神戸屋キッチン いちじくとくるみのパン(トゥルニュ)
いちじくの甘味と胡桃の苦味がアクセントになり、ライ麦が入った生地がワインのリセットになる。
・Raymond-Geoffroy Canape
(レイモン ジョフルア カナッペパテ チキン・白ワイン入り)
シーチキンのような魚介と油が混じったような舌触りと風味。
・Gjesing Mejeri Castello marquis(マルキ) @Danmark
オレンジ色で白い縞があるウォッシュタイプのチーズ。熟成感があり、後半にコクが伸びる。
・Champagne Franck Bonville Avize Grand Cru Chardonnay
(フランク・ボンヴィル グランクリュ ブラン・ド・ブラン)
シャンパーニュとしては大粒な泡が勢いよく立ち昇る。果実味が小さく、泡が舌にのるのでさっぱりした
印象を受ける。市場価格5000円で、シャンパーニュのグランクリュというブランド志向の人向き。
・Inama Vin Soave Soave classico 2009(イナマ ヴィン・ソアヴェ ソアヴェ・クラッシコ) @Italia
変わった香り。飲むと薄めた白葡萄の果汁をノペーっと平面にいる味わい。
これで市価は2000-3000円。やはりイタリアは難しい。
・Borc Dodon Friulano 2006(ボルク・ドドン フリウラーノ) @Italia
赤く染まった駄菓子のすももの香り。飲んでも駄菓子のすももの汁の味わい。
・Borc Dodon Merlot 2006(ボルク・ドドン メルロー) @Italia
白のFriulanoと同じ味がする。駄菓子のすももの香りと味わい。
・La Fiorita Brunello di Montalcino 2004(ラ・フィオリータ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ)
ブルーベリージャムのような果実と甘味のある香り。アタックが強く、苦味も強い。市場価格1万円。
・Domaine Nicolas Rossignol Volnay 1er Cru Fremiets 2001(ニコラ・ロシニョール ヴォルネー・プルミエ・クリュ・フレミエ)
やはり王道のブルゴーニュと良質な状態の香りと味わい。とてもフローラルで果実と少しの梅があり、
澄んだ香り。味は熟成した風味で酸味が芯となり、やや果実感のある梅などが流れながらその芯に巻く
付くように進んでいく。ほんの少しだけ妖艶な雰囲気も持つ。状態とポテンシャルがよいブルゴーニュ
を飲むと水源に関するものが見えてくるが、これは温かみも少し持ち、やや浅めで小振りな湖が浮かんだ。
本日も9本と沢山飲ませていただきました。ご馳走様でした。やはりエスプリデュヴァンで輸入している
ワインが他から飛び抜けておいしい。本日のラインナップではコルディエとニコラ・ロシニョールの2本。
それにしてもイタリアワインで価格に見合ったよいものを見つけるというのはとてもは難しい。
ワイン専門平野弥
横浜市都筑区荏田南町4212-1 045-915-6767