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2015年12月13日日曜日

機山洋酒工業 キザン 白 2010


花梨の香り。白い小さい花があり、張りつめながらも穏やかな水面がある。味わいは舌触りが柔らかで花梨の酸味が心地よく、酸味や果実味が旨味と一体感をもつ。若いヴィンテージでは香りがパっと出て味わいも酸味が少しピリピリとあって旨味が強いがそれらが穏やかになっている。香りや味わいにある張りつめた水面が特徴だが、若いときはその水面が太陽の照り返しでキラキラ、ギラギラしているのに対して、その尖った感じがなくなっている。いずれも日本らしさがたっぷりで、若いものも熟成したものも楽しめる。(購入:機山洋酒工業)

機山洋酒工業
山梨県甲州市塩山三日市場3313 0553-33-3024 09:00-17:00

2015年5月24日日曜日

機山洋酒工業 KIZAN Family Reserve 2012(キザンファミリーリザーブ)


やや濃いめで紫も入るが透明感あるルビー色。注いだ瞬間から弦楽三重奏のような調和した香りが膨らむ。少しすると杉の香りがトップノートに出てくる。スワリングをしつこくして落ち着かせるとやわらかな甘い香りになる。味わいも同様で香りの印象がそのままのり、余韻は短いがシャープなフランスワインと異なり、日本らしくまとまりある、かわいらしい余韻がある。出汁のような旨味もある。

本日の食材にセロリなどがあるのでそれに合わせられるものということで選んだワイン。若めのヴィンテージは杉っぽいスーっとする感じや少し緑っぽさがあるので選んだがぴったりだった。このファミリーリザーブは4年から5年熟成させると単体でとてもおいしくなる。

機山洋酒工業(きざんようしゅこうぎょう)
山梨県甲州市塩山三日市場3313 0553-33-3024 09:00-17:00

2014年8月17日日曜日

機山洋酒工業 キザン 白 2010

  
  

赤みを少し帯びた、ウイスキーを薄めたような色合い。落ち着きとお淑やかさのある香りで、奥からカリン、酸度の高いリンゴの高いトーン、梨、洋ナシの甘さと少し熟れた果実、低い背丈の小さい白や黄色の花々が香る。スワリングで洋ナシの甘い香りが膨らむ。口に含むと鼻腔に果実のいい香りが甘くやさしく抜ける。舌にやさしく、舌から5mm浮いたところに1cmぐらいの層で花の蜜の旨味がほんわかとして、上品な水飴の旨味と共に柑橘や蜂蜜の酸味が舌をキラリと刺激する。いつもながらおいしくてコストパフォーマンスが高いワイン。1年前に飲んだときより若々しい。

機山洋酒工業
山梨県甲州市塩山三日市場3313 0553-33-3024 09:00-17:00
購入 ワイナリー(1300)

2014年5月31日土曜日

原茂ワイン ハラモヴィンテージ甲州 2012

  
  

薄い黄色にオレンジ色が少しだけ混じった色合い。表面は照りのようなものが少しあり、内側は軟水っぽい照りのない色合い。グラスのサイズを越えた8cmぐらいの丸い平面からその平面ごとシャープな酸を感じさせる香りがパーンと顔に攻めてくる。カリンやレモンなどの酸が中央に鋭く立ち昇り、スワリングすると奥にはメロンなどの瓜系果実が顔を出してくる。舌にはやさしく柑橘の酸味があり、顎の間接部分には果実の酸味と苦味が少しボディーを持っている。鼻から抜ける香りは純米酒のようで米の甘味や旨味が柔らかく、特に鼻腔に集中して膨らみ香りが持続する。味わいは素直に口奥へと流れていき、舌の中央を越えたあたりから柑橘の果実が出てくるので爽やかな印象が出てくる。

2口目以降は日本酒っぽさは気にならず、すっきりした味わいなので食事には何にでも合わせやすそう。イギリスの規格に合うようにアルコール度数を11.5%に調整したもの。先日ワイナリーで購入した1本。

原茂ワイン
山梨県甲州市勝沼町勝沼3183 0553-44-0121 09:00-17:00 無休

銘柄 ハラモヴィンテージ甲州 2012
購入 ワイナリー(1631)

2014年5月18日日曜日

機山洋酒工業、原茂ワイン、くらむぼんワイン 店頭試飲

  
お昼は甲府駅近くの甲州夢小路で、メリメロさんでランチ、ハッチンプラスさんでシュークリーム、葡萄屋Kofuさんでレーズンバターサンドをいただいた。

そして、買出しと何か新しいことがないか巡回を兼ねて勝沼へ。本日は機山洋酒工業、原茂ワイン、くらむぼんワインの3つ。機山洋酒工業さんは全体的に好収穫でブドウがよかったとのこと。キザン白は以前にもあった白桃の好きな香りや風味があっておいしい。シャルドネがおいしいのだが、現在のタイミングではキザン白の方がいいと思うぐらい。原茂ワインさんは新しく開発した欧州向けが少し変わっていた。くらむぼんワインさんだが、山梨ワインさんのことで今年4月ごろに名前を変えたそうです。ラインナップはあまり変化はなかった。

くらむぼんワイン(KURAMBON WINE)
山梨県甲州市勝沼町下岩崎835 0553-44-0111 08:30-17:30 正月三が日休

2014年1月23日木曜日

Tenuta I Fauri Spumante Dei Fauri(テヌータ・イ・ファウリ スプマンテ ファウリ ブリュット)

  
  

テイスティングノート&評価
スピリッツのジンのような雰囲気やスプーンを口に入れたときの金属のような雰囲気が特徴の泡。さっぱりとしている。コメントは以前と変わらないので省略。

Tenuta I Fauri(テヌータ・イ・ファウリ) @Italia
Via Masci, 151 – 66100 Chieti (CH),Italia +39.0871.332627 info@tenutaifauri.it

参考: 八田(1890) @大丸東京店 第84?回 世界の酒とチーズフェスティバル(2013年サマー)

2014年1月13日月曜日

Krone Borealis Vintage Cuvée Brut 2009(クローヌ ボアリス・ブリュット)

生産 Krone(クローヌ) @南アフリカ
銘柄 Borealis Vintage Cuvée Brut 2009(ボアリス・ブリュット)
購入 マスダ(2646) @大丸東京店 第84回 世界の酒とチーズフェスティバル(2013年秋)

  
  

テイスティングノート
きれいなシャンパンゴールド。泡は粒上に元気よく立ち昇る。栗の実と菩提樹のもあっとした感じに栗きんとんのような甘さがくる。上質な熟成した白ワインのコクと柑橘の高いトーンの香りが同時に香りが広がる。ミネラル香は液面から鼻に目掛けて線状に昇ってくる。口に含むと泡は舌には刺激しないで膨らみ、オレンジ柑橘系の酸味が舌全体に広がり、鼻には嫌味のないリキュールが集まる。口内でさっぱりしていて泡が爽やかに一気に膨らみ、グレープフルーツの皮の苦味だけが余韻として残る。

評価
少し高級感も感じさせる味わい。南アフリカなどのワイン第3国っぽさは少ないが、エスプリデュヴァンのフランス・リムーの泡と比べるとどうしてもテクニカルっぽさを感じる。価格的にはリムーと昨日飲んだイタリアの泡などを考慮すると高めの感覚。裏エチケットによると、「酸化防止剤アレルギーの奥さんが飲めるワインを!」と、夫が愛する奥さんの為に作った酸化防止剤無添加のプレ見ある・スパークリング。となってます。輸入業者のマスダさんは背面エチケットでのURLは「masuda-sake.com」になってますが、実際には「masuda-osake.com」と酒からお酒と丁寧になっている。

Krone(クローヌ) @南アフリカ
Brede River DC,Republic of South Africa 023 230 0680 09:00-16:00

2014年1月12日日曜日

Cavicchioli Barovier Pinot Chardonnay Brut(カビッキオーリ バロヴィエ ピノ・シャルドネ ブリュット)

生産 Cavicchioli(カビッキオーリ) @イタリア
銘柄 Barovier Pinot Chardonnay Brut(バロヴィエ ピノ・シャルドネ ブリュット)
購入 飯田(1228) @大丸東京店 第84回 世界の酒とチーズフェスティバル(2013年秋)

  
  

テイスティングノート
薄めのシャンパンゴールドに緑色が入った色合い。小さめの泡がゆっくりと立ち昇り、ポツポツポツと表面に出ては消えていく。シャンパンのような安定して落ち着きのある香りにクリーミーさを纏い、奥からオレンジピールやピンクグレープの皮やワックスの香りが出てくるところはシャンパンと異なる。さらに杉などをカンナで削り少し時間をおいたときの香りもある。温度が上がってくるとオレンジピールなどの苦さの香りが強くなる。口に含むと泡が舌を刺激しながら膨らみ、鼻から果実と花、少しの花の蜜が混じったいい香りが抜ける。味わいはミネラルが1cmぐらいの厚い層で舌と同じく口前から奥へかけて長方形であり、それを苦味が強めのオレンジやボンタンの甘皮が包み込んだり、舌の前方を中心として上方に向かって半円状に波紋が広がる。味わいの後半や余韻には日本酒や粕漬けの味わいが舌に残ったり、甘夏や夏みかん、ミカンのすっきりした高いトーンとそれらの甘皮の風味も残る。それら余韻ははっきりしたものではなく、交錯して輪郭はぼんやりしているので、おしろいや菩提樹のような印象も残る。

評価
グラスから口に運ぶたびに表情が変わるところがおもしろい。はじめはシャンパンっぽい香りはあるが徐々に個性が出てきて、ミカンなどのかわいらしい柑橘風味は心地よい。1750円から1900円ぐらいの味わい。

Cavicchioli(カビッキオーリ)
Via Canaletto, 52 San Prospero (Modena) - CAP: 41030, Italia +39 059 812411

2014年1月10日金曜日

Vins El Cep Cava Gilmas Brut(エル・セップ カバ・ヒルマス・ブリュット)

生産 Vins El Cep(エル・セップ) @スペイン
銘柄 Cava Gilmas Brut(カバ・ヒルマス・ブリュット)
購入 キムラ(1890) @大丸東京店 第84回 世界の酒とチーズフェスティバル(2013年秋)

  
  

テイスティングノート
中位の泡が立つ。甘い果実の香りが丸く1.5cmぐらいであり、その丸い表面から髭状に伸びた柑橘系の高いトーンが点在して出ている。中央には茶色いイメージの木の枝が混じり、周囲のやわらかく独特な香りにはうどんの茹で汁のようなニュアンスもある。口に含むと舌にピリピリと刺激し、鼻からぼんやりとした果実の甘さが抜ける。味わいの核のさらに中心に苦味があり、それを甘味のある果実味が丸く包み込む。飲み込むと舌上に果実の皮部にある苦味がのり、この苦味が基底の味わいになっている。それ以外の要素は基底の上で、酸味を中心として軽やかに果実味が上方へと消えていく。

評価
立体的な構成と表現されているのにこの価格は安め。

Vins El Cep(エル・セップ)
Lugar Can Llopart Alzines, s/n, 08770 Sant Sadurní d'Anoia, Barcelona, Spain +34 938 91 23 53

2014年1月4日土曜日

Sumarroca Cava Brut Reserva 2010(スマロッカ カヴァ・ブリュット・レゼルバ)

生産 Sumarroca(スマロッカ) @スペイン
銘柄 Cava Brut Reserva 2010(カヴァ・ブリュット・レゼルバ)
購入 飯田(1606)大丸東京店 第84回 世界の酒とチーズフェスティバル(2013年秋)

  
  

テイスティングノート&評価
やや薄めの色合い。さっぱりした味わいで飲みやすい。

Sumarroca(スマロッカ)
Crta. de Sant Sadurní a Gelida, km. 15 - Barrio El Rebato,08739 Subirats (Barcelona) - España +34 93 475 01 25

2013年12月1日日曜日

機山洋酒工業 マール・ド・キザン(Marc de KIZAN)

  
 

テイスティングノート
透明感の高い色合い。ほわんした甘さにシップやハッカのようなスッとする香りが加わり、奥からどっしりした若くない木の香りが立ち昇る。その周囲にはプラムやネオマスカット、皮ごと食べられるぶどうのピッテロ ビアンコなど清々しさを含む果実の香りが広がる。集中して香りを取ると、最初はもわもわして要素が混沌として動かずにグラス側に滞在しているが、あるときからぐわっと襲ってくるように香りが攻撃的に立ち昇ってくる。口に含むと一気に鼻に香りの要素が膨らみ、舌には刺激が徐々に与えられ、ふんわりした甘味と別に舌そのものには一味唐辛子のようなピリピリした刺激が出てくる。飲み込むと舌のピリピリ感はなくなり、ほんわりした葡萄の糖質の甘さと前述した葡萄の皮の成分の苦味が心地よく余韻として残る。

評価
おいしい。このマールのコストパフォーマンスはとても高く、いつも常備していつでも飲めるようになっているマール・ド・キザン。人によってはウイスキーのラフロイグのように消毒っぽさが気になるかもしれないが、それ以外の要素に気が付くと良さが分かる。いつも飲んでいるのに味が変わり好みになった2010年以降はコメントを書いてなかった。先日ワイナリーに訪問して仕入れたのでしばらく安心して開けられる。

機山洋酒工業
山梨県甲州市塩山三日市場3313 0553-33-3024 09:00-17:00

購入 ワイナリー(1000/360ml)