銘柄 Opou Vineyard Chardonnay Gisborne 2007 （オポウ・ヴィンヤード・シャルドネ）
購入 ヤナギヤ（2250+tax）
テイスティングノート
ボトルから上質な雰囲気が出ている。グラスに注ぐと濃い目でハチミツを溶いたような色合い。
香りは本格的でいいシャンパンにある深みや苦味、梅酒のような果実と糖質、その奥に糖度の高い
瓜系や桃系の果実とトロピカルフルーツが香る。
やや舌にトロミを感じさせる液体は噛むような感覚も与えるもので、いくつかの花の蜜の甘味と栗を
薄くした風味や瓜系・桃系果実などが膨らみ、樽起因の熟した栗の香りが口いっぱいに広がり鼻から
抜けていく。
やや低い重心でいくつもの要素が混沌として存在し、飲み込んだ後に、味がふんわりと戻ってきつつ、
舌にじんわりと重みを与え入り込んでくる。3本のやや冷やかなそよ風を感じさせる。
評価
噛む感じや舌に染み入る感じは上質なワインに感じられるもの。
ニュージーランドらしい冷涼な風の雰囲気はあるが、フランスにもあるような味わい。やや甘味の要素
が多く、樽が利き気味だがバランスは取れていて、旧スタイルのムルソーを現代風にアレンジした感じ。
裏書によると、ビデオナミで葡萄を作り、NZで初めてオーガニックの公的認証を受けたワイナリーらしい
