2011年9月4日日曜日

Louis Carillon Puligny Montrachet 2008

生産 Louis Carillon(ルイ・カリヨン)
銘柄 Puligny Montrachet 2008(ピュリニー・モンラッシェ)
購入 ワイン専門平野弥(6000)




テイスティングノート
テリもある透明感ある黄金色。香りは大人しく硬質なミネラルと柑橘系があり、グラスに放置しておくとショコラやコーヒー、バニラが柔らかく甘く香る。ややアルコールも感じる香り。口に含むと舌に重さを感じさせ、パァーっとクリスタルのような透明感あるミネラルと酸味が放射状に一瞬で広がり、その面から滴のように柑橘系の果実と酸味が苦味と共に降りてくる。それらと同時に重みを持つ核の部分が喉奥方向へグーンと進んでいき、喉奥で留まって酸味やアルコール感を持続させる。

評価
飲めるがまだ早い。ピュリニー・モンラッシェらしいミネラルと酸はきれいだが、それ以外の果実味やショコラの風味、アルコール感が要素としてやや孤立している。また、3ヶ月前に新着で試飲したときにあったトロミは今はなくなっている。半年か1年先にはこれらが馴染んでさらによくなるのではないだろうか。

Louis Carillon(ルイ・カリヨン)
4 Grand'cour, 21190 Puligny-Montrachet, France +33 3 80 21 98 45