店名 THE WINE @東急百貨店 渋谷・本店
商品 有料テイスティング
・Simon-Selosse Blanc de Blancs Brut Cuvée Prestige
(シモン・セロス ブラン・ド・ブラン ブリュット キュヴェ・プレスティージュ)
・Anne Gros Echezeaux les Loachausses 2007
(アンヌ・グロ エシェゾー・レ・ロワショーズ) @2100/杯
・David Duband Echezeaux 2007
(ダヴィド・デュバン エシェゾー) @2520/杯
← アンヌ・グロ
← ダヴィド・デュバン
・シモン・セロス ブラン・ド・ブラン ブリュット キュヴェ・プレスティージュ
きれいな細かい泡。3つから4つの線になりまっすぐ立ち上がる。色はシャンパンゴールドに少しの緑。
薬草のような香りと深い香り。深く柑橘系果実がきた後、軽く消え、舌に甘みが残る。
・アンヌ・グロ エシェゾー・レ・ロワショーズ 2007
明るいきれいなルビー。華やかな果実、カシスの深みのあるいい香り。
干し葡萄、ハーブ、タイムなどがグラスの2倍ぐらいの高さまでゆっくりと渦を巻いて立ち昇る。
圧倒的な果実感、酸がきれいで上品。 柔らかく甘い余韻に干し芋の旨味。まったくタンニン感じない。
時間が経つと、ボリュームある香りがネットリと渦を巻く。エキスがギュッとしているのに印象は
サラッとしている。酸とミネラルがすごい。
酸がきた後、ミネラルが柔らかく横と奥へ進む。最後の方でコーヒーのニュアンス。
・ダヴィド・デュバン エシェゾー 2007
少し暗いルビー。黒く、暗い印象の暗めのカシス、干し葡萄の香り。
味が抜けたような果実味で少しタンニンを感じる。
時間が経つと、イチゴ、チェリー、チョコレート、カカオ、コーヒーなどの香りで、時間の経過とともに
後者の香りの要素が増してくる。
舌中奥と上顎の中間に味の旨味がぼわっと滞留し、舌中央より奥の口の中全体の表面に酸が
広がる。鼻に酸が貫ける。
評価
シモン・セロスのキュヴェ・プレスティージュはトップキュベとのことだが、先日試飲した義理兄の
ジャック・セロスとは大きな差がある。でもシャンパンとして十分おいしい。
エシェゾーはどちらもどこかに暗い印象はあるが、アンヌ・グロはそれでも華やかな香りで、中域から
やや低域のトーンで、酸が液体内にいる。
ダヴィド・デュバンは中低域で少し暗い森を思わせるような印象を受ける。