主催 ル ヴァン ヴィヴァン
自然派ワイン特集も然ることながら、本日の目玉は有料試飲のジャック・セロスです！！
①Guy Bossard Domaine de l'Ecu - Bossard Thuaud NV
（ドメーヌ・ド・レキュ ボサール・トウオー） 4本写真の左から2番目
フワーッと広がり、後でピリピリっとくる。 スパークリングワイン
②Domaine Francois Chidaine - Monlouis Sur Loire Brut NV
（ドメーヌ・フランソワ・シデーヌ モンルイ・シュール・ロワール・ブリュット） 4本写真左から3番目
奥に深さがあり、少しピリピリっとくる。スパークリングワイン。
③Guy Bossard Domaine de l'Ecu - Muscadet Sever et Maine EXPRESSION 2005
（ドメーヌ・ド・レキュ ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ・エクスプレッション・ドルトネス） 4本写真一番左
香り少し甘く、味わいは薄く、ほのかな甘味、さっぱりしている。
④Domaine Pascal et Nicolas Reverdy - Sancerre Terre de Maimbray 2007
（ドメーヌ･パスカル・エ・ニコラ・ルヴェルディ） 4本写真一番右
濃い目のグレープフルーツの香り。アタックが強めで酸がキレイ。
エチケットの雰囲気がシャソルネイっぽい。
⑤Domaine Saladin - Per El Blanc 2007
（ドメーヌ・サラダン ペル・エル・ブラン）
グレープフルーツ、いくつかの白い実の柑橘系の香りがほわーっと柔らかい
果実味がまた甘くやわらかで、底には浸透したような酸がいる。
星を描いたエチケットで、レストラン経営している母の得意料理鯛のローストにあわせるために
新たに畑を購入して造った白ワイン と説明された。そう考えるとすごい出来。しみじみしたおいしさ
⑥Domaine Francois Chidaine Monlouis Les Tuffaux 2006
（ドメーヌ・フランソワ・シデーヌ モンルイ・シュール・ロワール・レ・チュフォ）
これまでの5本と異なり、圧倒的なボリュームある果実の甘い香りを放つ。
味わいもボリューム感がある。
←赤2本⑦Domaine ST Nicolas - Cuvee Reflets Rouge de Brem
（ドメーヌ・サン・ニコラ キュヴェ・ルフレ・ルージュ）
ピノの色。フランボワーズ、果実の甘さ、緑のハーブ、湿った土などの香り。あとで梅の香り。
口に含むとボワーっと甘く、少しヨーグルト風味がある。
⑧Domaine Saladin - Chaveyron 1422 Rouge 2006
（ドメーヌ・サラダン シュヴェイロン・1422・ルージュ）
少し濃く、クスミのある色。 ハム、燻香、燻した深みのある香り。
味わいにはチョコ、渋み、柔らかくボワーっとし、舌中央に丸くボヤっとした渋みがのる
←ジャック・セロス3本⑨Domaine Jacque Selosse - Cuvee Exquise Sec （16275）
（ドメーヌ・ジャック・セロス キュヴェ・エクスキーズ・セック）
泡立ちキレイ。スワリングするとシャバシャバと泡が集まり、泡の固まりとなって残る
深みのある上質な白ワインの香りで、深み、甘味のある味わい。
泡はきれいだが舌の上を広がっていくという感じでもなく、流れたところに繊細に留まるという感じ
⑩Domaine Jacque Selosse - Brut Initial (Blanc de Blancs) （16275）
（ドメーヌ・ジャック・セロス ブリュット・イニシャル（ブラン・ド・ブラン））
泡立ちは同じ程度。スワリングしても非常に細かい泡が一瞬滞在するだけで集まらずすぐに消える。
香りも同じ程度の深みだが、味わいは爽やかで酸が強め。ジーン・・・ジワジワー とくる
⑪Domaine Jacque Selosse - Substance Extra Brut （31500）
（ドメーヌ・ジャック・セロス シュプスタンス・エクストラ・ブリュット）
前2品とは明らかに異なる深い色合いと香り。共に上質な熟成白ワインを思わせる。
かなり濃い黄金色を含んだ液体は、コクがあり深く、低い層を流れてくる印象。
バターやナッツ、薬草や黒いハーブなどの複数の溶け込んだ味と、その香りが鼻を抜けていく。
評価
ジャック・セロスを3種類も比較試飲できるなんて幸せ！
それ以外では、⑤のドメーヌ・サラダンがしみじみしたやさしい味で、自然派シャソルネイを思い
浮かばせるところがあり、おいしかった。
前日の一番人気はボリュームのある⑥ドメーヌ・フランソワ・シデーヌだったようだが、パワフルが
好きな人には⑤や⑨⑩⑪ジャック・セロスはどう映るのか興味があるところ。
