2015年1月25日日曜日

平野弥ワイン倶楽部試飲会 3社の輸入ワイン その4

  
(10) Vincent Dureuil Janthial Rully Blanc 2012(4400) @ラシーヌ
 (ヴァンサン・デュロイユ・ジャンティアル リュリー・ブラン)
栗、焼き栗、焼いた香り。口に含むと酸がきれいで、キラキラしている。味わいがグルグル口の中央で回った後に、スーっと味わいが口奥へと伸びていく。昔の造りにあった化粧っぽさが強いタイプ。

  
(-) Jayer-Gilles Bourgogne Hautes Cotes de Beaune 2011(5700) @エスプリデュヴァン
 (ジャイエ・ジル ブルゴーニュ オー・コート・ド・ボーヌ)
パーマ液、温泉卵などドーヴネを感じさせる香り。口に含むときれいで事前菜味わい。ジェイエ・ジルらしい透明感があり、美しい。価格相応。こちらも(10)とのシャルドネ比較で追加された1本。

  
(11) Domaine Sylvain Pataille Marsannay Rose Fleur de Pinot 2012(6000) @ラシーヌ
 (ドメーヌ・シルヴァン・パタイユ マルサネ・ロゼ フルール・ド・ピノ)
セニエの香り。中実な香りや味わい。混沌とした中庸な味わい。

  
(-) Domaine Jean Fournier Marsannay Rose 2010(2400) @エスプリデュヴァン
 (ジャン・フルニエ マルサネ・ロゼ)
エレガントで美しく、グリーン系の香り。すんなりして、甘味、酸味のバランスがよい。2500円程度の感覚。フルニエと比較すると、シルヴァン・パタイユはコテコテ系。(11)とのロゼ比較で追加された1本。

  
(12) Camille Giroud Clos Vougeot 2007(23,000) @ラシーヌ
 (カミーユ・ジルー クロ・ヴジョ)
強い酒質。セミダインや、酢酸の香り。低温浸漬されたワインに感じる乾いた茶葉や紅茶の風味がある。醤油のニュアンスもある。クロ・ヴジョというよりもカミーユ・ジルーらしい味わい。

  
(-) L'Arco Valpolicella Classico Superiore 2009(3500) @ラシーヌ
 (ラルコ ヴァルポリチェッラ・クラシコ・スペリオーレ)
強い香りと味わい。紅茶、枯れ葉、牛蒡などの風味があり酒質が強い。1本飲むと疲れそうだがおいしい。価格相応。

 
デザートは、ベビーモンシェールさんの堂島ロール・カスタード入り。

  
(14) Barale Fratelli Barolo Vendemmia 2009(6000) @クオーレ クール
(バラーレ・フラテッリ バローロ・リゼルヴァ・ブッシア)
最初にスーっと迫ってくる雰囲気がある。テクニカルな感覚を受ける香り。味わいは普通でバローロらしさがない。収量が多い印象を受ける。オンリストなのい見つからずに代替が出されていたが最後に見つかって追加で出された。

  
  
本日も10名で24本と沢山飲ませていただきました。これだけワインの状態がよかったのは久しぶりでよかった。状態がよければどんなにワインを飲んでも軽く、辛さがない。安価なタイプにいいワインがあったのと、やはりジェイエ・ジルは安心して飲める。みなさま、ワイン、料理ともにご馳走様でした。