2013年6月23日日曜日

シャンパン試飲会(クローズド)

  
平野弥さんでのクローズでのシャンパン試飲会。開始前にワインリストが完成している!

  
Roland Van Hecke Crémant de Bourgogne Brut Chardonnay NV(ローラン・ヴァネック クレマン・ド・ブルゴーニュ シャルドネ)
リスト外のクレマン。果実味がフレッシュでさっぱり、すっきりした味わい。

  
OBさんお手製のリエット。玉葱を30分炒めた甘味がコクになっていておいしい。

  
Jean Vesselle Extra Brut NV(ジャン・ヴェッセル シャンパーニュ・エクストラ・ブリュット)
グラスに注いだときには泡はあまり立たないが、口の中でゆっくりと細かく弾けて膨らんでいく。とても泡が細かく、金柑などの柑橘系の風味が膨らむ。ほわんとした後にぶれたうなり音のようなブーンというように味わいが進み、苦味が少し続く。ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%

  
Jean Vesselle Oeil de Perdrix NV(ジャン・ヴェッセル シャンパーニュ・ブリュット・“ウィユ・ドゥ・ペルドリ”)
白身に赤みが入ったロゼ色で名前の通りペルドリ。泡が少しだけ沸々と少しだけ立ち昇る。口の中での膨らみ方は前者のエクストラ・ブリュットと同じ。鼻に赤果実が抜け、ほわんと膨らみ、それと一緒に苦味も膨らむ。苦味が余韻として続く。ピノ・ノワール100%

  
Jean Vesselle Brut Rose de Saignee NV(ジャン・ヴェッセル シャンパーニュ・ブリュット・ロゼ・ドゥ・セニエ)
赤みが強いロゼ色。甘味のある味わいで果実味がほんわかして苦味は舌の上で停滞している。そのため他のワインよりも苦味が目立つ。苦味は粉薬のようなタイプ。ピノ・ノワール100%

  
ジャン・ヴェッセル3本セット。

  
アボガトのトルティーヤ(ラップサンド)。ややしっかりした厚みで柔軟なトルティーヤで具材を丸めて食べる。トマトがとても甘く、それにアボガドやワインビネガーなどが加わって一瞬で料理としてまとまる。おいしい。

  
Pierre Moncuit Brut Blanc de Blancs Cuvee Hugues de Coulmet(ピエール・モンキュイ シャンパーニュ・ブリュット・ブラン・ドゥ・ブラン・キュヴェ・ユーグ・ドゥ・クルメ)
スワリングしてミネラルと酸がキリリと膨らみ、苦味が出てくるが果実味でそれを包み込む。ワインの旨味があり、それに出汁のような旨味が加わる。オロナミンCや甘味を持った風邪薬の風味があり、舌に苦味が主体で甘味がのり、そのまま舌の上で停止してジーンっとゆっくりと苦味が口奥へと進む。シャルドネ100%

  
サザエのエスカルゴバター焼 名前の通りでパンにのせて丁度よい味わい。

  
Joly-Champagne Brut NV(ジョリー・シャンパーニュ シャンパーニュ・ブリュット)
泡の発ち方はゆっくり。口に含むとチリチリと泡が舌に刺激を与える。酸味と泡がビリビリと続き、その中にある苦味が舌全体に広がりそのまま味わいとしても続く。余韻にも苦味。ピノ・ムニエ90%、シャルドネ10%。

  
R.& L.Legras Brut Blanc de Blancs Grand Cru NV(R.&L.ルグラ シャンパーニュ・ブリュット・グラン・クリュ・ブラン・ドゥ・ブラン)
グラスで泡が発ってこないが、口に含むと泡立つ。しかし途中で味わいが止まる。苦味が主体。味わいの後半も泡が続きそのときに苦味も伴う。シャルドネ100%

  
ドイツ料理のクヌーデル(クリーム・ソース)。もちもちした食感でパンも入っている。熊本の「いきなりだご」と似たような食感。

  
Laherte Frères Les Vignes d'Autrefois 2008(ラエルト・フレール レ・ヴィーニュ・ドートルフォワ)
おいしく美しく香る。口に含んだときに泡の膨らみ方が繊細できれいに細かく滑らかに膨らむ。旨味が舌と上顎の中央で厚みを持ち、5cmぐらいの幅できれいに口奥へと流れていく。梅の旨味、酸味が後半に続く。おいしい。(ピノ・ムニエ)

  
Laherte Frères Les Empreintes NV(ラエルト・フレール レ・ザンプラント)
クリーミーさもある香りに熟成した香りも加わる。泡がきれいに舌で細かく弾け、舌には残らずファーッとカーテンがなびくように軽やかに味わいが上昇していく。きれいで美しい。

  
阿波尾鳥のグタチネ、佐藤錦のソース。この時点でかなりお腹一杯。鳥の油が豊富。

  
Pascal Mazet Grande Reserve Brut NV(パスカル・マゼ グラン・レゼルヴ・ブリュット)
落ち着きのある熟成したいい香り。口に含むと香りが一気に膨らむ。鼻には熟成したリンゴの風味、焼きリンゴの風味が膨らむ。花や蜜があり、旨味がはつらつとしている。後半には熟成感がほわほわと続く。

  
Champagne Richard Cheurlin Brut H(リシャール・シュルラン ブリュット・アッシュ)
ワインリストに載ってない追加された1本。ケムケムした香り。苦味があり、きれいな柑橘系果実に苦味が少し加わる。キャラメル風味がある。

  
Bruno Desaunay-Bissey Gebrey-Chambertin 2007(ブリューノ・デゾネイ・ビセイ ジュヴレ・シャンベルタン)
ABさんに提供いただいた1本。スワリングすると香水のような香りに土の香りが入る。赤果実、黒果実が香る。梅ジソに苦味が加わった味わい。時間が経つと麦わらの香りも出てくる。

  
   
本日も沢山のワイン、料理ありがとうございました。新しいワインも試すことが出来てが、以前から飲んでいるラエルト・フレールとパスカルマゼが好みでおいしかった。次は最初のクレマンだった。

ワイン専門平野弥
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