レストランとワインの試飲カウンターが併設されている。
写真中央がレストラン。外で食事をされているグループもあった。天気がよいと気持ちよい
［写真なし：2007 ツヴァイゲルトレーベ ］試飲は有料で200円/杯
ひと言テイスティングノート
・2007 シャルドネ 日本のシャルドネらしい柔らかい縁のシャルドネ。ほんの少しだけバニラ香
甘い香り。
・2008 バッカス 3種類ぐらいの柑橘系と2種類ぐらいの白や黄色の花の香りを濃縮し、一気に
立ち昇らせたような香り。かなり辛口で舌全体を酸が支配した余韻にグレープフルーツと
ライムの実と甘皮の苦味が出てくる。 舌先がすっぱい。
バッカスはドイツの品種で、葡萄は北海道の契約農家から入手されている
・2007 カベルネ・ソーヴィニヨン 柔らかい雰囲気のカベルネ。木の実の酸味が舌上を一面覆い、
その上を甘味が舌先から奥へズズズズズという感じに進んでいく。おもしろい。
細かい澱が散らばっているが舌触りよく、飲みやすい。タンニン細かい。線が細いとも言える。
新潟産カベルネ・ソーヴィニヨン100％使用
・2008 ロゼ 酸が舌の奥に平面に張っているのが印象的になロゼ
圧搾して果皮と種子を取り除いているそうなので赤ワインと同じ造り方。
新潟産カベルネ・ソーヴィニヨン100％使用
・2007 ツヴァイゲルトレーベ 黒い香りで、タンニンが多めに舞い、下にチラチラと降り積もる。
渋めの味わい。
醸造・栽培家の本多さんの奥様から見学されますか？ と聞かれ、ぜひ！ということで案内して
いただいた。
コンパクトなスペースに除梗装置、圧搾機、そしてカスタムで造られたというドイツ製のステンレスタンク
は背が建物ギリギリに造られている。また、ボトリングの装置も同じメーカ品で、エチケット貼り付け機
は手作り感溢れるもの。 これから生産数が増えてくると、すぐに部屋が一杯になりそう。
樽貯蔵庫も入らなくなったら考えないといけませんねー、と仰っていました。
評価
このワイナリーの特徴として葡萄と土地にあった造りをされている印象を受けた。
そのため、カベルネ・ソーヴィニヨンとドイツ品種という変わった選択の葡萄について、全体を共通する
ものが見えなかった。
なお、後述するが、このレストランのピザは香りがよく、味も絶品！
フェルミエ（Fermier）
新潟県新潟市西蒲区越前浜4501 0256-70-2646 10：00-17：00
