ワイナリー 天童ワイン @山形県天童市
訪問すると醸造責任者の佐藤政宏さんが、こっちですよー みたいな感じで大きく手を振ってくれた
高めのテーブルが沢山並んだ会議室のような部屋のカウンターでテイスティング。
ひと言テイスティングノート
・山形マスカット ロゼ マスカットベリーAということだが、ベリーAの甘ったるい香りではなく、また
舌に強く残るベリーAの甘味が舌中央にほわほわとあり、それ以外は酸が舌を平面上に
支配する
・やまがたブラン セイベル9110という品種で作られたワイン。山梨の甲州とデラウェアの中間的な
甘さと果実の香りがあるが、やはり酸が舌奥の方で広がる
・NIAGARA ナイアガラという品種で作られたワイン
甘めではあるが、舌先に酸が強く刺すようにある。
・わんだふる コンコードで作られたワイン。 コンコード特有の華やかで豊かな香りが膨らむ
・天童ワイン(白) デラウエアで造られたワイン。
・山形シャルドネ 2008 日本のやさしいシャルドネの香り。味も欧州とは異なるやさしさがある
・天童ワイン(赤) マスカットベリーAとメルローで造られたワイン。
・山形ルージュ 蔵造り カベルネソーヴィニヨンで造られたワイン。なぜか香りがベリーAっぽく感じた。
非常に細かいタンニンがあるが気になるものではない。
・荒谷原マスカットベリーA 山形ルージュがベリーAに似ているという話をしたので比較として、
ベリーA100%のこの商品を開栓していただいた。こちらは明らかに甘いベリーAの香り。
マロラクティック発酵ということでヨーグルトの香りや風味も弱くある。
評価
このワイナリーの特徴として酸がキリッとしているところが共通する。甘口でも酸が裏側に張っている。
1600円以内の商品がほとんど。ベリーAが山梨と特徴が異なるところが楽しい。
天童ワイン
山形県天童市大字高擶南99 023-655-5151 09:00-17:00