2009年3月1日日曜日

ドメーヌ・シュヴロの会

イベント シュヴロ・パブロかおりさんを囲む会
主催  ワイン専門平野弥 @平野弥

シュヴロ・パブロ&かおり の2009年3月来日イベント と題して、横浜市緑区での平野弥最後の
イベントが開催された。



12:00から1時間30分のセミナー『環境に優しいブドウ栽培』
非常に熱のこもった説明で、シュヴロさんがプレゼンし、奥様かおりさんが通訳される
かおりさんが何度か聞き返したりしていたので、事前打ち合わせなしという感じでした。



・2006 Bourgogne Aligot・"Tilleul" (ブルゴーニュ・アリゴテ "ティユル")
 相変わらずおいしい。アリゴテなのに凛として酸がやさしく綺麗。
 個人的にはドーヴネのアリゴテよりも好きな1本。

・料理は若手シェフが出張料理され、チャレンジャーな鯖の軽い炙りでバルサミコスの煮詰めソース
 これが悪くないんですね。サラダに入った細切りのリンゴやバルサミコス、生クリームのレモン汁入り
 など、ワインにあるニュアンスがあって、違和感なし。
 ワインもさすがという感じです。なんでも合わせやすいところは甲州にも似ている



・2006 Maranges "Sur le Chene" (マランジュ “シュル・ル・シェンヌ”)
・2006 Santenay Rouge (サントネイ・ルージュ)
 続いて村名の赤。
 マランジュは酸が利いていて瑞々しさがあり、キーンとした印象があるが果実味がある
 サントネイはボリュームがあり、少しの苦味と渋み、酸はほどほどという感じ
 周辺の意見ではサントネイがおいしいと言っていたが、個人的にはマランジュの方が洗練されていて
 ポテンシャルが高いと感じた



・これに合わせて、ホタテのソテー、ほうれん草と菜の花添えで、マシュルームのクリームソース
 ホタテの食感とソテーの風味がよく、細かく刻まれたマッシュルームもおもしろい



・2006 Maranges Rouge 1er Cru Clos Rousseau (マランジュ ルージュ プルミエ・クリュ・クロ・ルソー)
・2006 Santenay 1er Cru Clos Rousseau (サントネイ プルミエ・クリュ クロ・ルソー)
 先ほどのマランジュとサントネイの1er
 共により洗練されている。果実味より酸やミネラルが前面にあり、凛とした印象。



・料理はチキンの皮パリパリ焼き シュヴロの赤ワインを使ったソース
 皮はパリパリで赤ワインソースがアクセント。
 シュヴロさんのテイスティングでは、皮はサントネイ、肉はマランジュと合わすといいかも との
 ことだったが、皆食べ終わった後だった。残念。



本日のワインリスト と シュヴロさんとかおりさん
ご馳走様でした。時間が取れたら、ドメーヌへお伺いしたいと思います。