銘柄 油彩シリーズ 画題：「窓辺」 2007（赤）
品種 メルロー、カベルネソーヴィニヨン ＠日本､山梨県山梨市（栽培：甲州市塩山）
購入 マルシェ・ディジュール（1785）
テイスティングノート
すでに熟成も進んでいるかのようなレンガを含んだ色合い
香りはメルローとカベルネソーヴィニヨンのいいとこ取りで果実感が溢れ出し発ちあがり
常に優しくいい香り
口に入れると、まず舌の上でパチパチっと微炭酸があり、次第にラズベリーなどの赤系果実の
酸味とうまみが出てくる。
グラスについで5分ほどするとインクの香り、10分ほど置くと焼き栗のインパクトある香りが
ガツンと来た後に金時の焼き芋のほんわかした香りへ大きく変化していく。
評価
画題の「窓辺」という通り、窓を通してみた景色の変化を表したように思えた。
季節で言えば、冬から明けて春を向かえ、梅雨の暗いイメージから（夏は飛んで）味覚の秋へ
移ったよう。また、フレンチのコースに1本で合わせる目標があるかもという想像も浮かぶ。
発泡のアペリティフから酸味で絞めて、ほんわかした香りとメインへという感じ。
この「窓辺」をさらに6ヶ月熟成させた「窓辺②」という商品もある。
裏書
弊社のワインは、にごりがあり、オリや酒石等の結晶が出やすくなっております。
あらかじめ、清澄させてからお飲みいただくことをお勧めします。アルコール分12%
ステンレスの熟成ワインと樽にて3ヶ月の熟成が行われたワインのアッサンブラージュになります。
