2008年11月22日土曜日

黒ビール比較 エビス<ザ・ブラック> vs. 一番搾り スタウト

黒ビール比較
①エビス<ザ・ブラック> 250/350ml  サッポロビール
②一番搾り スタウト  250/350ml   キリンビール



テイスティングノート
①エビス<ザ・ブラック>
 注いだときの泡立ちがよく、色合いは黒ビール
 甘いポップの香りが華やかで、フルーティな香り。香りの色合いは黄色や赤で重心は低いが
 華やかで軽やかに発つ。
 炭酸は弱めで、栗の皮の味とその苦味の香り、重さはあるが酸味が強くまろやかで苦味の
 よさがあり、ボリュームある塊が喉の奥まで流れ込むようである

②一番搾り スタウト
 注いだときの泡立ちは弱く、色合いは黒ビール
 苦味と焦げのような香りで黒いインク、醤油、ひんやりした感じあり、香りの色は黒く重心が低い
 炭酸は一般的なビール程度で、醤油、鉄のような味わいが横への広がりがあり、味はしっかり
 しているが、軽い舌触り。余韻がサッパリしており、一瞬の物語


評価
好みとしてはエビスだが、両方の狙いが大きく異なるような気がする。

エビスは単体での美味しさを追求し、単体で飲むか、合わせるなら洋食のようなものが良さそう
スタウトは日本の食卓に合わせて飲んで、コクがあるが、油はさらっと流して、後味に残らない
といった和食や揚げ物など全般に合わせやすそう
その辺に狙いの違いがあるのではないか

ちなみに、エビス・ブラックは以前、もっと醤油っぽかったような気がする