2008年9月21日日曜日

ブラインドによるワインテイスティング講座  2008年9月

イベント ブラインドによるワインテイスティング講座
主催  ワイン専門平野弥
テーマ 地勢、コングランシャン地層での比較(大理石層)

一気に3本比較
①Ramonet  Chassagne Montrachet 2005 (ラモネ:シャサーニュ・モンラッシェ・ルージュ)
  明るい赤で少し色あせている。いい香り、中庸で広がりがあり、赤果実やお香。
  3本でもっとも香りが発つ。舌の上でサラッと広がり、果実の旨みが舌の奥に伸びていく。
  バランスのよい味わいが余韻にあり、舌奥に甘味が残る。じわじわと攻めてくる味わい。
  樽やタンニンが弱い。
  澄んだ味わいで、香り、味わいも発ち、3本でもっともバランスがよい。

②GERARD QUIVY Gevrey Chambertin Les Evocelles 2005 (ジェラール・キヴィ)
  少し紫かかった色。スミレ、黒糖、冷ややかで小さな白い花のある香り。口いっぱいに味わいが
  広がり、酸味があり、鼻を爽やかに抜ける。柔らかい広がりかた。

③Nicola Rossignol Beaune 2005 (ニコラ・ロシニョール)
  明るい赤色。スミレ、黒糖、冷ややかで黒いイメージの香り。サラッと広がった後に1点からさざ波の
  ように味わいが広がる。酸味は②と同じぐらい
  1点からさざ波のように味わいが戻ってくるところがおもしろい。
  造りもよいのだと思うが、輸入から管理がしっかりしているからの味わいだと思える。



おまけ
Chateau MATRAS 2000