2015年11月1日日曜日

Laurent Roumier Clos-Vougeot 2006 (ローラン・ルーミエ クロ・ヴジョ)


2008年ごろに飲んでおいしかったローラン・ルーミエさんのクロ・ヴジョ。久しぶりに抜栓。


輸入は状態がとてもよいコスモ・ジュンさん。今は輸入業は止めてしまっていてとても残念。購入はリカーMORISAWAさん。


リーデルのソムリエグラス(右)とヴィノム(左)でも比較してみる。
ヴィノムでは香りが凝縮していて、棒状の枝や胡桃形状の硬さを感じさせる。密度があって詰まって不透明で、そこから香りがやや陰湿気味に放ってくる。香りの要素は美しく、黄色い花や果実がきれいに混じっているがそれでも不透明感を拭えない。ソムリエグラスでは穏やかでやさしく、クリーム感も漂うやさしさに溢れる香りになっている。少し日が差し込んだ穏やかな湖面のような感覚を受ける。
味わいも香りの印象と似ていて、ヴィノムでは果実が凝縮して舌中央に重さを感じさせて、舌中央から舌先に向かって果実の酸味がピリリと奔っていく。要素は豊富だが独立していて時間ごとに色々と現れてくる。一方、ソムリエグラスでは舌中央に同じくのるが浮いていて、岩清水のようにスーっと口奥へと流れていく。一体感があってスムーズなので違和感が全くない。それでも明るく開放的ではなく、少しだけ陰湿な感じは残っている。

当時にポテンシャルが高いと思っていたがやはりおいしい。8年前ごろのワインはこのように明るいとしても内向的なところをどこか感じさせていたが、それを思い出させる。最近のワインには本当に開放的で奔放な感覚を受けるものが多くなった。このワインを飲むと、なぜか平野弥さんが中山にあったころのセラーが思い浮かんだ。

Domaine Laurent Roumier
Rue de Vergy, 21220 Chambolle-Musigny,France +33 3 80 62 83 60

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