2011年11月21日月曜日

ワインで巡る世界一周の旅 @大桟橋


11月18日から11月23日まで横浜港大桟橋の国際旅客ターミナルで開催されているピーロート・ジャパンさんが主催のイベント。入場料2000円。


奥のエリアが会場になっている。


ブースはこんな感じ。平日なので空いている。昨日は混雑していたらしい。


グリッシーニは3袋100円。ハムやチーズは試食があり、購入したものを椅子で食べながら試飲している人もいた。



ワインもすべて写真に撮らせていただいたが枚数が多過ぎるのでブースの雰囲気だけ掲載。

ひと言テイスティングノート(ワイン名は紙面に書いてあるもの。生産者とは限らない)

・ピーロート ブルー・クーベーアー 甘味があり、酸味とマスカット風味
・ピーロート ブルー・ガビネット 前者よりも味わいのボリュームが増え、丸みを帯びる
・ピーロート ブルー・シュペートレーゼ 深みを増し、甘味が強調される
・カヴァ・ヤテ・ブリュット 泡粗い。ミネラルがあり、果実より苦味。プラスチック風味
・トソ スパークリング・ブリュット 苦味のある樽の香りと味。独特な風味。ビオでもある味。
・スクーデ・コルト・プロセッコ やさしい香り。イタリアらしく軽く、酸が薄く伸びる
・フリストフォン メッテルニヒ・ゼクト 香りはフルーティ。リースリングらしい苦味が鼻を抜ける
・ボールフォーラス スパークリング ベリーAっぽい香りと味。ベリーの甘味が強く、余韻は苦味が強い

・ヴィオニエ ドゥ・ラ・シタデル ヴィオニエらしい華やかな香りと苦味のある味わい
・ピーシー・ブラン 白ぶどうの香り。苦味が強めだが前者よりも弱い
・キュヴェ・トラディション・シャルドネ 嫌味はないので素直だが香り味ともに薄い
・ムスカデ シュールリー 木が朽ちた味がする。後ろに果実味がある。
・ドゥルト・グラン キュヴェ・ソーヴィニヨン 緑が強い香り。味も緑。SBを凝縮した味わい。
・テヌータ マイオーロ 黄色い花の香り。甘味が少し先行し、後から苦味がくる。
・ガヴィ マヨネーズが少しと果実。酸は進むが果実味が停滞する。
・クラウディア ヴァルフォルモサ 香り味ともにミュスカデが効いていてドイツっぽい。酸もある。
・アルティガ ブランカ 薄く、苦味とアルコールが鼻に抜ける。吟醸っぽさもある。
・レガート ムニュス シャルドネ 古い樽を使ったシャルドネの香り。全体に丸くて緩い。酸味が少ない。
・グルテンターラー シュロスカペレ 香り弱い。酸はある。リースリングの果実味が丸くいる。
・ブルーストレート 香りは少し出て、味のボリュームは大きめ。甘味が酸味と同じぐらい。
・ケスラー・エアー リースリング 香りは前者と同じぐらい。ボリュームがあり、キレもある。
・ビンガーブリュッカー ロエマーベルグ 香り弱い。独特なひねった風味。甘味が強め。カブトムシ。
・ホワイトヘブン ソーヴィニヨンブラン グリーンと中核が小さく黒いものが香る。森の風味。
・マイティマレー ホワイト 味は薄い。酸が低い層に薄くいる。苦味ある。
・サッドバスター シャルドネ シャルドネらしくない甘い香り。甘味が丸く酸と苦味が進む。
・パナメラ シャルドネ 香り、味ともにウイスキー。ピートの苦味が柔らかいにグッとくる。
・オベハ・ネグラ ソーヴィニヨン ショコラ、バニラの香り。酸の後に果実味
・ラスモラス シャルドネ 高級な樽の香り。苦味が先行し、酸と甘味が後からくる。苦味が強い
・ミラマン ソーヴィニヨン・ブラン 苦さを感じる香り。蜜と薄い果実。後味すっきり。スパイシー
・トソ トロンテス 香りは甘く、味は辛口。マスカットのすっきりさ。
・レロー・ピノー・デ・シャラント 7年 コクのある香り。甘味が強い
・フェア アラニー マスカットの華やかな香り。味も酸味があり華やか。甘味が強め。
・デッツェマー ザンクト・ミハエル 味の特徴があるようなないような。丸い甘味は白ぶどう。

・ドゥルト・キュヴェ・ボルドー 樽を聞かせたメルローの香り。味も香りと同じだが薄め。
・キュヴェ・オウ・ラディション スパイシーな香り。若い樽が強めに効く。薄めの果実味に樽のショコラがのる。
・キュヴェ・トラディション・ピノノワール ピノらしい杉と赤果実、獣の香り。味は薄い。
・シャトー・デ・ローレ 3種類ぐらい葡萄の混じった香り。いい樽の香りもある。いい味。フランスらしい。
・ローヌ フォンクローズ グルナッシュらしいフレッシュな赤果実の香り。スパイシーな風味。飲める。
・マイティマレー レッド 果実の甘味のある香り。人工的な果実味。
・キュヴェ・ル・シャテニエ 茶色い匂い。味は果実と酸がある。
・リチャードハミルトンカベルネ 柔らかさをもつカベルネの香り。中小の大きさの丸い濃いボリューム
・シェヴァリエ・ドゥ・バヤード バランスいい香り。味は甘味がバランスからみると強い。
・キャンティ モンタルバーノ メルローっぽさがある香り。果実味がドライで後半スパイシー。
・ネオダボラ 渋味、ショコラ。
・ジルエット・デュ・シャトー・ペレンヌ 獣香がピノっぽい。味は濃いが樽の効いたピノっぽさがある。
・ピーシー・ルージュ ベリーAっぽい香り。すっきりとした味。果実のフレッシュさがある。
・クロア ブランシェ ピノとしては甘い香り。味は酸とフレッシュな赤果実。
・ジオーメ 香りは静か。味はガツン。
・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥリア 香り味ともにひねっている。果実の旨味はある。
・バルバレスコ・レゼルヴァ 香りは弱い。味は書くがあり、中核が濃い。
・サンジョベーゼ・トスカーナ 明るい。酸がある。フレッシュな果実の味。
・モンテプレチアーノ・ダブルッツォー 甘さ、若草の香り。味も同じ。
・キャンティクラシコ・レゼルヴァ 香り強くしっかり。味は果実でさっぱり。
・トレディピサ 傾斜角3.97度 甘め。でも飲める。
・エンボカデロ 苦味が強い。甘い果実もある。
・レガード・ムニュス・ガルナッチャ すごい甘味が凝縮。
・アルテロ 香りが素直。味はさっぱりして苦味がある。
・パコ・デ・ザルサス・シングルヴィンヤード メルローの香り。味も樽の効いたメルロー。やや薄め。
・ヴィーニャ・ディエズモ・クリアンサ ショコラの香り。酸も効いて果実の甘味もある。
・ピエデモンテ セレクション 貴腐っぽさと少し湿った杉の香り。渋く、奥に酸味。
・ケラーショッペン ルージュ 香り薄い。ベリーAっぽい甘味ある。
・ピノ・ノワール&フレンド 香りはピノ。味は薄いピノ。
・アルツァイヤーローマベルグ 甘くて独特な後味。ビニールの風味。
・ピーロート ルージュ 香りはベリーA。果実の甘味があり、酸味もそれなりにある。
・パナメラ・キュヴェ・カルフォルニア 甘く煮た濃いブラックチェリーなどカリフォルニアらしい味。
・メナージュ・ア・トロワ 中間的
・サッドバスター ピノタージュ 果実と草の香り。樽が効いた味。
・サッドバスター カベルネソーヴィニヨン 香りはピノよりスモーキーでしっかり。ピノと同じ味がする。
・シエナ メルローの香り。おとなしめ。暗めのメルローの味でイタリアのいいメルローの味がする。
・ボールフォーラス 甘味が強い。
・ラスモラス マルベック ウイスキーやブランデーの風味がある。
・ラスモラス ブラックラベル・カベルネ カベルネの香り。飲むと柔らかみがありつつカベルネの強さもある。
・ミラマン カベルネ・マルベック 濃いが薄め。酸は苦味といっしょにスーッと進む。
・ミラマン カベルネソーヴィニヨン 渋味が周囲で中央に黒い核がある。
・アグリアベイ 酸のある香り。味は酸と苦味が甘味に支えられている。
・トソ メルロー メルローらしい。果実の甘味と酸味。
・トソ カベルネソーヴィニヨン 樽が強め。果実の甘味も十分。酸は少ない。

ほぼ全種類を試飲させていただいた。今回の中だと、泡のカヴァ・ヤテ・ブリュット(2231)、赤のシャトー・デ・ローレ(3150)がおいしかったが、価格を考慮しても好みとしては他を選択してしまう。これだけ飲むと取扱いインポータの目指している方向性が見えたりするが、今回は大きな傾向は見られず、甘めということがその傾向だろうか。そうすると好みから外れてしまうのは仕方がない。スナックのグリッシーニが一番おいしかったというのがオチになってしまう。