2010年4月10日土曜日

ダイヤモンド酒造 Chanter Me et Ce shiojiri beux pieces katsunuma une piece 2004 (メルロー&カベルネ)

生産 ダイヤモンド酒造  @山梨
銘柄 Chanter Me et Ce shiojiri beux pieces katsunuma une piece 2004 (メルロー&カベルネ)
購入 ワイナリー(3000ぐらい)




テイスティングノート
メルローらしい柔らかい色合いに黒い色も入っている。香りはビターなチョコレートの香りがきて、
冷涼な液面を感じられ、果実感がやや薄い層としてある。
口に含むとプティ・ヴェルドのような歩いていてツマヅくときのようなクッというインパクトがあり、その
独特なニュアンスの周囲に柔らかい果実味が漂っている。柔らかい果実味とやや厳しさを持った果実
味が混在しつつ、舌にはじんわりと軽い重みが感じられる。余韻は長め。
2日目、味わいの要素が融和され、初年度のようなしなやかな柔らかい伸びを感じられた。

評価
本格的な香りや味わいで、全体の印象には物腰の柔らかく、おだやかな和のテイストがある。
何年か前にワイナリーで試飲して購入したもので、当時はかなり柔らかく果実の甘味が主体で
しなやかな丸みを帯びた味わいに旨味を感じたが、今はカベルネ側もしっかりと出てきて少なめの
酸を補ってバランスが取れている。
ワイナリー訪問時に買い葡萄なので、数年後にメルローとかも自社でやりたいという話も聞いたが、
今の赤はベリーAだけなのでしょうか。国際品種で当時にここまできていたのに勿体ない気がする。