ワイン会 ウイスキーラバーにワインを楽しんでもらう会 12月
主催 SEIさん @Vin et cuisine A.k.
・Champagne Paul Dethune Brut Ambonnay Grand Cru
(シャンパーニュ・ポール・デチュヌ・ブリュット アンボネ村特級)
果実の甘味のすぐ後に独特な苦味がきて、しみじみした落ち着きがある。バランス取れている。
後味に青リンゴの風味
・鳥の冷製 老酒風味
薄口のニンニク醤油のような風味のある鳥の冷製にあとから柔らかい老酒が膨らむ。
シャンパンと合わせて。
・Lou Dumont Meursault 2003 (ルー・ディモン ムルソー)
当たりが非常に柔らか。口に含み、飲み込み、余韻までの間で何事もなかったかのように
柔らかい。蜜っぽい甘味と酸はあるものの刺激なし。
・有機白菜のスープ
やさしい味わい。
・Leflaive Puligny Montrachet 2002 (ルフレーヴ ピュリニー・モンラッシェ)
蜜、バニラなど樽の香りがあり、味わいはほっこりした印象。普通においしい。
・Domaine Contes Lafon Meursault-Goutte D'ore 2006 (コント・ラフォン ムルソー・グット・ドール)
上質な澄んだ香りが立ち昇り、口に含むと平面方向にさっと広がったあと、舌にジーンと浸みてくる。
果実の甘味と酸が伸び、ミネラルがさらにその上を伸びていく。 おいしい。
・ツブ貝のソテー
貝の旨味にクリームソースの甘味。
コント・ラフォンと合わせると甘味が大きめの球体になり、ふわーっと柔らかく膨らむ。
・黒ソイの焼き物
ソイは味が濃く、身がしっかりしている。柚子の香りが利いている。
・Armand Rousseau Clos de la Roche 1999 (アルマン・ルソー クロ・ド・ラロッシュ)
ブルゴーニュらしいいい香り。華やかで赤いフルーツ、梅の香り。
中域からやや高域に入ったトーンで、明るい印象。 ヤングセレブリティの装い。
・Domaine Dujac Clos de la Roche 1999 (デュジャック クロ・ド・ラロッシュ)
色々な成分が混ざったややにごりのある色合い。香りが深い、深すぎる。
ショコラ、獣臭、梅などがありつつ、華やかで重心が低く、黒色を想像させる低いトーン。
旨味の要素と成分が沢山あり、すごくおいしい。 正装した王室の装い。
・Armand Rousseau Ruchottes-Chambertin 1999 (アルマン・ルソー リュショット・シャンベルタン)
深いが明るい香り。味わいも少し#が入るぐらい、中域から高域へ進む旨味。
・Domaine Dujac Clos Saint-Denis 1999(デュジャック クロ・サン・ドニ)
曇のある色合いで、甘ーい香り。 少しのショコラ、獣臭、梅多めで、華やかでやはり重心が低い。
クロ・ド・ラ・ロッシュ 同士やリュショットやクロ・サン・ドニとの比較というよりも、生産者での違いが
大きく感じる。トーンが異なるが共にすばらしい。
・ウズラのロティとうさぎの赤ワイン煮
ウズラは肉が通常の鳥肉より柔らかでぷにぷにし、甘味があり、うさぎの方が肉々しく、筋肉質と
骨との格闘になった。ソースと合わせるとおいしい。
・Meo-Camuzet Vosne-Romanee 1997 (メオ・カミュゼ ヴォーヌ・ロマネ)
ゆりの華、深みがあり、妖艶さも漂う。すーっと香りを嗅いでいると引き込まれる感じ。
味わいも熟成感とやや枯れた印象もあり、それでも明るいトーン。おいしい。最高のタイミング。
・Meo-Camuzet Vosne-Rommanee 1er Cru Les Chaumes 1999 (メオ・カミュゼ ヴォーヌ・ロマネ レ・ショーム)
こちらは果実香。口に含むとふんわりと膨らみ、口いっぱいにジーンと響き渡る。
さすが響き渡る様や鳴り響く感じは1erだが、現段階のバランスでは村名1997が上。
・Lou Dumont Chambertin 1990 Lea Selection (ルー・ディモン シャンベルタン レア・セレクション)
今回唯一のブショネ。でも本当に微か。普通なら問題なく売れるぐらい。
香りは厚みのあるスミレ。味わいが若くピチピチ感があり、後半に深み。
・ショコラ・クラッシック
チョコレートでブショネを吹き飛ばすという意図もあるケーキ。ねっとり濃厚で、横に置いといて
シャンベルタンを飲む程度で十分吹き飛ぶ。一緒に飲むとさすがにこちらの方が強い。
・機山洋酒工業のLa Flutistc (ブランデー) ※写真忘れ
ウイスキーラバーの方たちから見てどうかなと思って少し持ち込み。好評だったようで嬉しい。
本日も13本と非常においしいワインを沢山飲ませていただきました。本当にご馳走様でした。
個人的にはコント・ラフォン、そしてデュジャックのクロ・ド・ラ・ロッシュ99がぴか一の感動ものだった。
多分、旨い旨いを連呼していたと思います。
それにしてもウイスキーラバーの方々はこれだけ飲んでも平然とされてる。お強い!前回同様に
楽しい雰囲気の会でした。