生産 Laurent Roumier (ローラン・ルーミエ)
銘柄 Clos-Vougeot 2006 (クロ・ブジョ)
品種 Pinot Noir @France, Bourgogne
価格 リカーMORISAWA(11970)
テイスティングノート
開栓して香りに静けさがあり、グラスへ注ぐとたちまちいい香り。
甘く、杉や柔らかい香りが立ち上がるが、冷ややかで、香りが奥深く、深くまで井戸のように静かに
水面の奥深くの冷たさを感じさせる
口に含むと、鼻に香りの要素が密集しながら突き抜けるが、甘味はあり、一見薄い味わいだが
酸味があり、綺麗に舌に広がる
味わいの余韻は少ないが、全く邪魔しないタンニンが豊富に含まれていて、ポテンシャルの高さを感じる
2日目
香り、味わいともにほぼ変化なし
3日目
香りは杉の香りが和らぎ、渾然一体となった香りへと変化。
味わいも非常に深く、強くなり、それでいて繊細で大きな波が押し寄せる。
酸味は伸びてきた味わいに飲み込まれ、甘味を際立たせる成分へと変化している。
評価
非常においしい。
1日目でもおいしいが、3日目に非常においしくなる。さらに日を置いた方が良さそう。
開栓後、1時間程度で十分なポテンシャルを発揮するのは、どれくらいの年月を熟成させればよいのだろう。
やはり10年くらい必要か。安いワインではないが、コストパフォーマンスが高い