生産 Louis Julian(ルイ・ジュリアン)
銘柄 Rouge NV 12.5% 2007年 (ルイ・ジュリアン ヴァン・ド・ターヴル・ルージュ)
品種 Pinot Noir @France
購入 森田屋 (1430)
テイスティングノート
■1日目
1リットルでリターナブル瓶というのが地域型という感じ。写真のようにモノによってボトルの色が異なる。
プラスチックの蓋を開けるとプシューという音と共にキャップにワインの泡が発つ。
見た目は濃い葡萄ジュース。香りは濃縮還元のブドウジュースが7割、焼酎や日本酒にある還元香と
少し金属っぽい香りもある。
口に入れた瞬間、ピリピリと舌先を刺激する炭酸の成分がある。
味もブドウジュース5割、苦味とベリーAの甘さと苦味があり、後味にその甘さが舌に残る。
舌に残る感じなどから、雰囲気は「どぶろく」や「甘酒」、しかしドロドロはしてない。
後味がさっぱりして余韻も短く正にジュースという感じでキューッと飲めてしまう。
■2日目
苦味が減り、飲みやすくなった。
ゴクゴクと飲めるが、やはり後味の苦味が気になる。
■3日目
苦味はかなりなくなり、代わりに味わいの後半が日本酒っぽい感じになる。 不思議な味わい。
評価
味わって飲むワインと真逆にある感じのワイン。 洗練されておらず、素朴さがある。
飲みやすく、ゴクゴク飲めるが、日本酒っぽさが気になる。
店主 森田さんによると2006年はドメーヌがあるRibaute Les Tavernes村の地域は葡萄が良かった
らしく、開けてすぐではなく、2日目の方がおいしいとのことだったが、その通りだった。
グルナッシュ、シラー、アラモン、カリニャン、 カベルネソーヴィニヨン、メルロ、オーバン、
サンソーなど20種類以上がブレンドされているらしい。
なお、10.7%はアラモン、サンソーのブレンドとのこと。