イベント ブラインドによるワインテイスティング講座
主催 ワイン専門平野弥
第1弾: 同一生産者で同一ビンテージ
①極薄い透明に近い黄色で多少緑が入る。オレンジと蜜の明るい印象の香り。
多少トロミがあり、爽やかな柑橘系の甘みとリンゴの蜜の甘み。余韻が長く、オレンジグレープフルーツの 爽やかな香りが鼻を抜ける
②色は①に似ているが緑色が強い。蜜と深くしめった感じの香り。マンゴーやメロンのトロリとした柔らかい甘みと、ライムのような香りが鼻に抜ける
→ 柑橘系の爽やかでミネラルの硬質な印象があったので①はシャルドネ、柔らかいボケた甘みから②を アリゴテとして、品種の違いと推測
⇒ 答え
①②ともにアリゴテ。商品違い(ステンレスタンクと樽熟成の違い)
①2006年 Bourgogne Aligote ( 生産者: Chevrot )
②2006年 Bourgogne Aligote "Tilleul" ( 生産者: Chevrot )
第2弾: 同一生産者で同一ビンテージ
①やや黄金に少し緑色。少しの柑橘と蜜、バニラ。澄んだ味わいでグレープフルーツの酸味。
余韻にヨーグルトと蜜の風味と香り。
②薄い黄金に少し強めの緑色。苦い(焼き栗)、蜜、バニラ、白桃の香り。黄桃の甘みとグレープフルーツの甘皮の苦味。余韻にグレープフルーツの苦味
→ ムルソーの格違いと推測
⇒ 答え
ピリュニー・モンラッシェとムルソー。言われるとそうかと思うがムルソーの印象が強くて混乱
①2005年 Puligny-Montrachet 1er Cru Les Folatieres ( 生産者: Coche-Bouillot )
②2005年 Meursault-Goutte D'Origine ( 生産者: Coche-Bouillot )
第3弾: 同一生産者で同一ビンテージ
①少し紫が入った少し濃い目の赤色。若い杉、赤い果実の甘い香り。さらさらして渋く、鼻にハーブ(杉) が抜ける
②①より少し紫が強い色。森、高級建材と赤い果実の香り。さらさらして渋く、①よりは少し甘い。
鼻にハーブ(杉)が鼻に抜ける
→ 差をほとんど感じられなかった。樽っぽさがキツイのが印象的
⇒ 村名違い
①Gevrey-Chambertin Les Seuarees ( 生産者: Lucie et Auguste Lignier )
②Morey Saint Denis ( 生産者: Lucie et Auguste Lignier )
後の説明でGevrey-Chambertinは骨格が出て、モレは和風と聞いて飲むと、確かにそう感じる
本日の勉強会終了
あとは、試飲した残りの飲み会。
同席された方がある目的で開けたボトルを少しいただきました。(ごちそうさまです)
1990年?(2004?) Beaune Domaine Bernard Delagrange
本日の赤の中では一番飲みやすかった