2015年7月6日月曜日

MRさんコレクション ナチュラルワイン会 @アルルの食堂 urura


第1回の熟成したナチュラルワインを楽しむ会に続いて8ヶ月ぶりに開催された第2回。主催はMRさん、場所は前回と同じ渋谷の松濤にあるアルルの食堂 ururaさん。参加者は7名+店主、半数以上が前回と同じメンバ。天気はあいにくの雨。


半個室でやる秘密の会 by 店主


ワインリストは12本。


最初はボトルを撮らなかったので後半のものを混ぜてのせます。


Frederic Cossard Chassornade Pink 2005 -2007/01入手
(フレデリック・コサール シャソルナード・ピンク)
トップノートには酢酸がくるが、口に含むとプチプチと泡が弾け、状態がよいときになる舌にのらない感覚があり、上顎に向かって酸味がシャープホップしていく。後半にはほっこりしたカシスの甘味、風味が鼻腔いっぱいにふんわりと膨らむ。ピチピチさとやわらかく包み込む感覚、鼻にこれでもかと圧縮されていく花や果実のやわからい風味がいい。


Weingut Ökonomierat Rebholz Riesling "Ökonomierat" trocken Kabinett 2011 -2014/11入手
(エコノミーラート・レープホルツ醸造所 リースリング エコノミーラート・トロッケン・カビネット)
スワリングで柑橘果実が強く混在したときのヒネタ香りが出て、奥から真っ直ぐ上に立ち昇る流れが出てくる。香りが発ち、奥中くらい段に黒い核がある。口に含むと舌でピリリとするが舌にのらず、ふわんとやさしく包み込むように膨らむ。


お肉の盛り合わせ


Pierre Beauger Le Champignon Magique (2003) -2005/12入手
(ピエール・ボージェ ル・シャンピニオン・マジック)
混沌としたいい色合い。グググっと力強さのある香りで、どんぐり、ふっくらした丸さを感じさせる果実の甘さのある香り。舌には重さのみがあり、そこから味わいが上顎へとふんわり、かつ力強く上昇し、上顎へへばりつく。


いい焼き色が入った色鮮やかな野菜


Domaine Stéphane Bernaudeau Anjou Les Nourrissons 2001 -2003/04入手
(ステファン・ベルノドー アンジェ レ・ヌーリソン)
奥ゆかしいが丸く開放的な香り。トップに酢酸あるが、菩提樹の花や蜜が香る。舌に苦さがグっとのり、濃くて苦いコーヒーのような苦さがある。嫌味はないが強烈な苦味。


黒いパテ風のもの。表面が薄い氷で出来たシェルのようで、中はとろり。濃厚。


Domaine de la Charmoise (Henry Marionnet) Vin de Palys du Jardin de la France "Provignage" Cepage Romorantin 2004 -2007/08入手
(アンリ・マリオネ ヴァン・ド・ペイ・デュ・ジャルダン・ド・ラ・フランス "プロヴィニャージュ"セパージュ・ロモランタン)
おとなしい香りからスワリングでケルナーやリースリングのようなドイツ品種っぽい香りが出てくる。ブドウの果皮が厚いような香りで、フツフツと香りが泡のように沸きあがる。味わいは香りと比べると弱く、やわらかく丸い甘味。元々のポテンシャルが相当高いと感じる。ロモランタンという品種で、フィロキセラ前に植樹された接木なしの葡萄樹だそうです。




魚のお皿



La Biancara di Angiolino Maule Taibane 1999 -2006/08入手
(ラ・ビアンカーラ・ディ・アンジョリーノ・マウレ タイバーネ)
混沌としたいい色合い。軽く貴腐が付いている香り。酢酸がトップにあり、梅、胡麻を擦って出たときの油、フレッシュなミントの香りなどがある。味は苦味主体。ブドウが焼かれた風味を感じる。苦味の中にドーヴネのような核となる重厚感が階層の中域にある。世界観を垣間見れる。



いかすみ。舌触りがねっとりして旨味が凝縮。




Marcel Lapierre MMⅢ -2004/07入手
(マルセル・ラピエール MMⅢ)
黄色いバラ、ローズヒップなどが渦を巻いて上昇していき、周囲におしろい、奥に果実がある。味わいは苦味のアタックが強く、これでもかと言わんばかりに襲ってくる。その奥にはピュアでキュートな果実があり、奥底はクリア。マランジュっぽい風味や枯れた紅茶の茶葉、和な甘さとテイストがある。



Domaine Nakajima Cabernet Franc 2013 -2014/12入手
(ドメーヌ中島 カベルネ・フラン)
土の香り、根っこ、牛蒡、アンズ、黄色いイメージがあり、インク、酸とミネラルも香る。かわいくキュート。やわらかい味わい。酸はゆるく、干しブドウ、赤果実のキュートさなおいしさがある。フランらしさのあるワイン。



Domaine Julien Meyer Heissenstein Vieille Vignes de Pinot Noir 1999 -2003/05入手
(ジュリアン メイエー ハイセンシュタイン ピノ・ノワール V.V.)
馬小屋臭。温泉卵、ドーヴネにある硫黄臭、牛蒡のササ切りしたときの香り。味わいはグワンっと高速に回転して求心力のある味わい。でもやわらかい。



肉やポテトの盛り合わせ。


Joseph et Christian Binner Vin D'Alsace Pinot Noir Cuvee Excellence 1997 -2003/07
(ジョセフ・エ・クリスチャン・ビネール ヴァン・ダルザス・ピノ・ノワール キュヴェ・エクセラ)
黒糖、黄色く濃い色合いの花、漆黒の空間に黒い塊の核があり、そこから酸が沸きあがるようなイメージを受ける香り。味わいはとてもよく、バランスではなくて、フランス語のエキリーブル。調和と言った方がピタッとくる。一体感ともいえる。そして、キューっと攻めてくる味わい。訴えてくる。これは世界観があっておいしい。



Lorenzo Accomasso Barolo Vigneto Rocchette 2000 -2006/08
(ロレンツォ・アッコマッソ ヴィニェート・ロッケッテ バローロ)
中心から湧き出る宇宙空間。グラスを傾けたまま香りを捉えると周囲は暗い空間で自身はピュアさがあるので視点がそこへフォーカスされる。グラスを立てると苦味がでる。空間を感じさせながらその実は素朴で、塩、海老などの甲殻類が訴えてくる。幅が広くて浅いラリコングラス?だと香りの要素がさらに美しくなり、特に塩と海老の香りが映える。バローロには硬いタイプとやわらかいタイプがあるそうで、こちらはやわらかいタイプ。こういうタイプは初めて飲んだかもしれない。


Mas Valensole Passerille (1996) -2005/02
(マ・ヴァランソール パッスリーユ)
香りは酢酸やセメダインが主体となっている。味わいは黒糖のお菓子風味がすぐにくる。そのあとはすごい味わい。ショコラ、クレームドブリュレ、塩、甲殻類、バナナの香りなども出てきて甘さと要素が一体感を醸し出す。





本日のラインナップ


最後にデザートのショコラ。やはりデザートを食べると締まった感じがする。


最後に1本追加されたが残念ながらブショネだった。ご愛嬌。

本日も沢山飲み、食べさせていただきました。ご馳走様でした。いずれのワインもやわらかく、やさしさを感じられるところがやはりナチュラルワインらしい。珍しいワイン、貴重なワインを飲みながら会話するという楽しい会でした。みなさま、ありがとうございました。

0 件のコメント: