2010年1月20日水曜日

LVVワンコイン試飲会 『スタッフおすすめ特集!』

イベント LVVワンコイン試飲会 『スタッフおすすめ特集!』
主催 ル ヴァン ヴィヴァン



1.Leclerc-Mondet Brut Tradition NV(3444)
 (ルクレール・モンデ トラディション・ブリュット)
 草や笹のような雰囲気あるいい香り。ピリピリっと舌に心地よく軽快に弾ける。
 泡が軽快なので癖がなくグビグビ飲めるタイプで、さっぱりしている。余韻や泡の持続は短い。

2. Donnhoff Riesling Trocken 2007(3100)
 (デーンホーフ リースリング・トロッケン)
 やや緑かかった色合いで、甘い葡萄やゲヴュルツトラミネール(GW)っぽさがあり、甘皮の厚い柑橘系の
 実の香り。味わいはさっぱして柔らかいボリュームを持ち、軽い。余韻に甘味。



3. HIRTZBERGER Grüner Veltliner Rotes Tor Federspiel 2007(3200)
 (ヒルツベルガー グリューナー・ヴェルトリーナー・ローテス・トール・フェーダーシュピール)
 濃く少し照りのある色合い。芳香剤のようなやや濃縮された華やかな花の香りはGWのよう。
 少しピリピリと舌を刺激するがさっぱり。

4. Domaine Sangouard Guyot Pouilly-Fuissé Ancestrale(3980)
 (ドメーヌ・サングア・ギヨ プイィ・フュイッセ・アンセストラル)
 やや濃い色合い。プイィ・フュイッセらしい少し南国系のフルーティーな香り。厚み、甘味を持った
 香りで、フルーツの甘味があった後、酸がすっきり平面に広がり長く残る。少し旨味がのっており、
 柔らかく、ジーンとくる。



5. Domaine Jean-Claude Michaut Bourgogne Epineuil rouge 2002(2423)
 (ドメーヌ・ジャン・クロード・ミショー ブルゴーニュ・エピヌイユ・ルージュ)
 かなり薄く熟成感を持っている色あい。獣臭や枯れた感じで熟成したピノの王道の香り。
 口に含むとスーッと細い線が立ち上がり、ジーン、ジワーっとピノの旨味が広がる。本格的でおいしい。
 シャブリの上方というだけあり、酸とミネラルがそれっぽくて綺麗。
 さすがに厚みは薄く、余韻は短いが、圧倒的なコストパフォーマンス。すごい。熟成したピノ好き向け。

6. Domaine Dupont Tisserandot Fixin Rouge 2007(3480)
 (デュポン・ティスランド フィクサン・ルージュ)
 濃いルビー色で本格的な香り。ルシー・エ・オーギュスト・リニエのフィクサンが浮かんでくる。
 やや粘度があり、果実味が高めの液体がジーンと訴えてくる。余韻も長い。おいしい。

7. Chateau Fondouce Cuvee Juliette 2000(2079)
 (ドメーヌ・フォンドゥース キュヴェ・ジュリエット)
 かなり濃い色合いで黒や紫が主体。木樽や枯れた濃い葡萄の風味がラングドックらしい。
 Aurelを思い出す。厚みあり、甘く柔らかい。本格的



8. Domaine Mersiol Gewürztraminer 2007(2680)
 (ドメーヌ・メルシオル ゲヴェルツラミネール)
 やや緑を帯びた色で、GWらしい華やかで明るいトーンの膨らみある香り。
 粘度がすごく高く、甘味が充実でトロットロ。余韻も甘味。酸は弱い。

9. Domaine Thibault Liger-Belair Chambolle-Musigny 1er Cru les Feusselottes 2005
  (11700)※有料試飲700/杯
 (ドメーヌ・ティボー・リジェ ベレール シャンボール・ミュジニー・レ・フュエ)
 ピノとしてかなり濃い色合い。獣臭と本格的な厚みや甘さ、粘度の高い香り。
 口に含むと、どーん、ジーンと圧倒される風味が訴えてくる。後半鼻を通る干し葡萄の香り。
 かなり本格的でおいしいくポテンシャルもあるが、まだまだ飲むのが早い。

10. E.Guigal Condrieu Luminescence 2003(10800) ※有料試飲600/杯
 (ギガル コンドリュー・リュミネサンス)
 すごく濃い色合い。濃縮した柑橘系、ピーンと発つ華やかな香りと少しのさつまいも。
 ウイスキーの風味や濃縮したマスカット、焼き芋の風味、旨味、栗、甘栗の旨味がジワジワーっとくる。
 グリセリンのような感じで、深み、厚み、ボリュームあるが後味はさっぱりしている。余韻に少し苦味。

本日の企画はスタッフおすすめワインというだけあって、さすがにどれもおいしくコストパフォーマンスが
高いワインが多かった。特に⑤ジャン・クロード・ミショーはコストパフォーマンスが高く、ワインを
あまり飲んでない人に「熟成したブルゴーニュの味って?」と聞かれて出せる本格派。
やや果実感があり、少しだけ早い感じもするが⑥デュポン・ティスランドのコスパも高い。
⑦も南仏らしい味わいでコスパ高く、①はおいしいが、この価格だと選択肢が多い。
⑨は別格だが、価格も違うので比較にはならない。非常に楽しめる試飲会だった。