イベント シャトー・ル・パン セカンドワインの会
主催 ワイン専門平野弥 @平野弥
スタート! 平野さんの簡単な挨拶で乾杯!!
・Alfred Gratien Brut Blanc de Blancs NV
(アルフレッド・グラシアン ブリュット ブラン・ド・ブラン)
綺麗な細かい泡立ち、シャンパンらしい香りと味わい。鼻に抜ける香りが洗練されていて心地よい
・豚と鴨のテリーヌサラダ添え
・野菜と鶏肉のクリームグラタン
・D'Auvenay Puligny Montrachet En La Richarde 2000
(ドーブネ ピュリニー・モンラッシェ アン・ラ・リシャルド)
ドーブネらしい香りと味わいでバター、麦藁の深く甘く丸みがあり、モンラッシェらしい澄んだ
透明感ある味わい。ドーブネはどれもドーブネ色が強い
テリーヌ、グラタンは共においしく、テリーヌは味はしっかりしているが肉が主張しすぎてなくおいしい
グラタンはあっさりしていてスープっぽさもある。ワインとも合っている
今宵のメインイベント、ル・パンとル・パンのセカンドの飲み比べ
セカンドは友人やプライベート消費のため、世に出ない商品。平野さんがシャトー訪問時に
もらってきた?もの。しかも、2005と2006年の混ざっているもの。お金出しても買えない超レア品
セカンドは1stと比べると安い瓶で、これにはエチケットも貼られていない
Chateau Le Pin 1992
Seconde de Cateau Le Pin 2005/2006
コルクが05-06となっているセカンド。おもしろい
新しく、状態もよいので、コルクが綺麗
おっと、香りが全くしない。本当に全く香りが発たない。閉じているか・・・ デカンタする
デカンタされたセカンドはふんわりと強い香りを放つようになった。激変
1stも開栓
まず1stから
いい香り、妖艶、艶かしく、エキゾチックなダンスを舞うような伸びやかな印象
味わいは香りの印象と同じで、妖艶であり、水源の伸び、流れがあり、余韻も長く綺麗
胡椒、ハーブ、酸が強く、奥までスーッと入ってきてネットリしている。
鼻をスーッと抜けるいい香り。非常に洗練された香り
これだけ熟成すると、ブルゴーニュと区別が難しい
次に2nd
色濃く、1stがブルゴーニュ色に近い熟成色に比べ、こちらはボルドーらしい黒紫が強い色合い
香りも強く、丸い果実香が鼻周りから顔を包み込む
深く静かな陰性でかつ華やかさもある香り、濃い香りのハーブ、そして鼻腔を突き抜けるスーッとした
甘く苦味のある香りで、香りの要素が刻一刻と入れ替わり鼻腔を刺激する
アタックは強いが柔らかで、やはり1stの味と香りに共通するものが奥底に感じられる
上等な和三盆、黒糖の和の甘味と洋の甘味が幾重にも重ね合わさっている
アジアのスパイスが複数あり、やはりエキゾチックで1stよりアジア色が強くパワフル
暖炉のような温かみと焚きを燃した雰囲気と鉄分、青い若草のような風味もある
エキゾチックダンスでもまだ大人になってない少女たちが団体で情熱的に踊っている印象
熟成すると1stと同程度になるのだろうと想像できるが、現状でもタンニンは感じられずおいしい。
牛ほほ肉の赤ワイン煮込み
ワインとの相性もバッチリで非常においしい。
予定にはなかったドーヴネのムルソーを追加
・D'Auvenay Meursault Narvaux 2003 (ドーヴネ ムルソー・ナルヴォー)
やはり香り、味わいともにドーブネ色。ムアっとしたボリュームある香り、膨らみの甘味と
生クリームの風味
そして昼間の勉強会で使ったワインをいただく
・Lucie et Auguste Lignier(リュシー・エ・オーギュスト・リニエ) Morey Saint Denis 2004
2004年なのでユベール・リニエ家の造りだが、やはり樽が強すぎて好みではない
・Patrice Rion(パトリス・リオン ) Nuits St Georges Vieilles Vignes 2005
味を覚えてないので、あまりおいしくなかったと思う
・Ramonet(ラモネ) Chassagne Montrachet 2005
やはり、ラモネは白が有名だが赤のシャサーニュでも変わらずおいしい。澄んだ印象
・Nicola Rossignolr(ニコラ・ロシニョール) Beaune 1er Cru Reversees 2005
ニコラロシニョールらしいやさしい味わいでボーヌらしい膨らみのある味わい。おいしい
・Hospices de Beaune(オスピス・ド・ボーヌ) BEAUNE 2002
ボーヌらしい柔らか味ではなく、澄んだ味わい。樽は利いている